人が生きる上での課題が3つあります。まず、根底にBeing、そして、Doing、Havingとなります。Beingとは、存在そのものの価値感覚や 生きがいといったもので、満足して生きる基本となる部分です。その基盤の上に、仕事といった行動する取組みDoingがあり、その結果としての資産、つま りHavingがあります。仕事での真の成功を望む方の多くが、自身の生き方(Beingの点検)が必要となっているにもかかわらず、その点検が次の飛躍 につながっていくにもかかわらず、たいていの方がDoingにとどまりがちです。
下の詩にある高き山に登る取り組みとは、仕事に成功するといったDoingの取り組みであり、高き山とは資産といったHavingを示します。成功という 山を高くすることは、深き谷を作ることになります。深き谷とはなんでしょうか。私共は「悲しみ」ではないか、と思うのです。高き山を持つ人には、同時に深 き悲しみの谷はないか? 気づきのある人は、深き谷の哀しみに枕をぬらすことはないか? 周囲の人々に深き涙をもたらしてはいないか? その痛みは誰も分 かってもらえずに生きてきたのではないか? その深き痛みを、私共は「Beingの危機」と名づけています。そのBeingを確認し、心の痛みを解消する (solution ワーク)取組みがワークショップです。この取組みを通して、「心の被害者」から自身の心を和らげ、 人生の主体者としての「ここちよい気持ちの中での人生」へと間口を広げ、「人生の勝利者」となる生き方をご自身で見つけられてはいかがでしょうか。