サーバントでなければ部下育成は困難ということ
こんにちは。堀之内です。
平成最後に新しく開講したシリーズ、「第一期 0.5歩サーバントメンター講座」が先日、全プログラムを終了しました。
ご参加の皆様がそれぞれにパワーアップされた姿に、私もとても満足しています。
組織の幹部、管理職の方々に向けの面接スキルを上げるためのトレーニング内容という点では、私がこれまで継続して開催してきた講座の通りです。
新しく加えたことは、「サーバント」という要素をより積極的に実践していくための工夫です。
その一つがまず、小グループを社内のチームに見立て、自分(たち)が必要としているトレーニングプログラムを考えるという取り組みです。「学習する集団になる」というプロセスを疑似体験して頂けたと思います。
組織のリーダーの成長し続ける姿勢を見せるだけでは無理。
メンバーに浸透していくというのは、かなりの工夫と時間がいるはずです。チーム全員が自己成長モデルという集団はなかなかなく、これからはさらに部下育成に中小企業は苦しむはずです。
では、どうしたら「学習する集団になる」ために、どうしたらいいのでしょうか?
「第一期 0.5歩サーバントメンター講座」のようなトレーニングにいらして頂いて、社外での疑似チームでそのイメージを先取りしておくと、自社の本当のご自分のチームに戻ったときにメンバーをリードしやすくなるのです。
私がこれまでお手伝いしてきた組織のいくつかでは、社内でこのような「学習する集団」としてチームが成長してきています。そのために必要なことは、まずリーダーが学習の方法を学ぶ必要があります。
組織ごとに規模や社内事情等の条件が違っていますが、まずリーダーたちがそのプロセスを辿れるように、この講座ではお手伝いができたと思います。たいていのセミナーは意識的学習ですが、本講座では、無意識的な学習をも意図しつつ、知らず知らずのうちにできるように深く学ぶという学習もなされました。…(続く)