孤立ということについて ~2022夏Beingワークショップ準備のために~(4月5日)
このメッセージは、
■今夏のBeingワークショップへお申し込みをなさった方へ…参加までの時間をその準備に役立てて頂けるように。
また、
■参加を迷っている方へ…今のあなたにとって意味ある選択・決断の助けになるように。
さらに、
■今年は参加なさらない方へ…日々のセルフ・メンタリングのヒントになるために。
ということを願って、お送りいたします。
私は現在まで「経営リーダー」の方々の①ライフサイクル、②ストレス、③サバイバルについて考察を進め、その方法について探求しています。数か月後には、あらたなメンタリング・プランをホームページ上でご案内することになります。
この「経営リーダー」とはどういう存在(Being)でしょうか。
運と能力に恵まれ、経営者となり、会社成長に伴う内なる「孤独」を友とし、日々を過ごして生きていく…
そのしんどさを分かち合う友もなく、孤立していく…
これがリーダーたちの心の実態であることを日々感じています。
「わが身の孤独をわかってくれる人なんていない!!! さらには、これほどに孤立していることも…」
そんな魂の叫びを受け取っています。
孤独と孤立は全く違うものです。
孤独は生涯持ち続ける宿命ですが、孤立は他者との関係喪失によって起きるものです。
この孤立が日本社会にますます蔓延していることは、特に経営リーダーたちがお感じのことと存じます。
この孤立は、他者とのコミュニケーションにおいてネットを媒体とした形態が占める割合が増えていることの結果です。ところが生活を共にするほど身近な関係であるはずの夫婦、親子間でも増加していると私は見立てています。
孤立していることに、
①気づいている。気づいていて改善のために取り組んでいる。
②気づいているが改善の取り組みはしない。そういうものだとあきらめている。
③うすうすは気づいているが、本当に気づくとやっていけない。怖いから気づかないようにしている。
④気づいていない…
あなたは今この4つのうち、どこにおいでですか?
昨年夏のBeingワークショップは『節目』をテーマとしましたが、その根底にある無意識の意識化を経ずして、躍動する新ステージへのステップアップは困難が見込まれます。
孤立は改善できるものです。
まず、自己開示(少し勇気があればできること)
↓
信頼できる関係を感じてみること(信頼できるということを知ること)
↓
受け入れてもらうこと
このような簡単な取り組みが、「友人」を持たない・持てない経営リーダーたちにはとても役に立つことと思います。
あなたの内にある「こころの子ども」…とても小さくて幼くて、いつもいつも泣きながら、今のあなたとずっと一緒にいる存在を認め、気づき、ご自分の力で育て上げることで、孤立は解消されていくでしょう。
そして、そのことを心から望んでいる方が身近に待っているのです。配偶者や子どもたちは、今のあなたを許し受け入れ、こうした取り組みや成長を待っているのです。
このメッセージが日々の孤立の癒しになりますことを願っています。
堀之内高久